私がいつまでたってもだめなのは、人を傷つけるのが怖いからだと思う。
つまり、自分が傷つくことがいやなの。
でも、そうやって溜めてきた思いを、特別親しくなった人にだけどばっとぶつけてしまう。
洪水、ダム、決壊のしくみです。
たぶん、みんな、いつしか私から離れていって、ひとりぼっちになってしまい、最後の日に連絡をとるべきどんな人間も存在しなくなるのかもしれない、などと思いがちな春の切ない夜に、私はときたま酒と薬に手をのばしたりします。いかんのだけどね。マミっちと約束したのだけどね。
もっと、ちゃんと、素直になりたいな。