神戸旅行から帰ってきて、母の誕生日なのでトマトロールキャベツを作って、べつに読まなくていいところを今さら読んで、詮索して哀しくなって。
 お前一体なにしたいん?
 楽しい旅行だったしたくさん日記に書きたいことはあるし、不機嫌な私に付き合ってくれた彼にも感謝なのだけど、やっぱり感覚の全然違う人だったんだということに気づかされて、なんだかかんだかでもう。でも私は自分の意見を言いたくない。だって私は子どもだし、子どものいうことなんて誰もきいちゃくれない。それに私の意見はみんなが最も忌み嫌うものだし。それはみんな一緒だし。そんなの分かっていました。家族すら、分かってはくれない。きみもだったのか。
 けれどそんなこと気にせんかったらええ話で。気にすること自体がおかしな事態なので。
 本当に自分の弱さがたまらん嫌です。