私は絶対信じない


 体がだるいと、何も考えられない。短絡的になってしまう。
 自分の書いたものを、簡単に消せてしまう人間に、言葉の何が分かる。
 私にとって、どんなに言葉が大切でかけがえのないものか、分かられてたまるか。
 知ってる? 私には幼いころから、言葉しか頼れるものがなかった。
 絶対的に信じられるものは、言葉しかなかった。
 拠り所をずっとキープしつつ、自分は弱者だとかよわいふりをする人間に、その私の領域を犯されてたまるか。
 本当に私は、怒りました。