肉片の恋

 シュヴァンクマイエルの映画が唐突に観たくなり、図書館で鑑賞。

ヤン・シュヴァンクマイエル 短篇集 [DVD]

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 肉片の恋とfoodが好き。
オテサーネク [DVD]

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 ついでに観た。気持ち悪くなったことに快感を覚える。

エンジェル [DVD]

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 昨夜はこれを観ました。またもや主人公が他人とは思えませんシリーズ。小説を書くときの、あの恍惚としたトリップ状態のような感覚を、最近味わっていないことに気づきました。本当にあの感覚は、この世のものとは思えません。頭のなかに文字が溢れ出て止まらなくて、手が痛みも忘れて勝手に動いてゆくような・・・それを気づかせてくれた、いい映画でした。


 堕ちようと思えばどこまででも堕ちられますし、周囲にそれを分からせないまま堕ちるのってすごく楽しいのかもしれない、と思い始めてきました。すべてに意味を求めなくなり、はっきりとした何かを持たないまま生きることもできるかもしれません。どうしようもなくどうでもいい何か。生きているという感覚の欠如から起こりますが、それは幸福なことなのかもしれません。そういう欲望が見え隠れしてきました。誰にも止められない私でありたいのです。でも無理かな。とうぶんは、自問自答。