終わった

 1年間に渡るオペラの授業が、おとといの本番をもって終わりました。幕が上がる瞬間、涙が抑え切れませんでした。本番では今までで一番よい演技ができたと思います。カヴァティーナも良かったと、母や友人や先生に誉めていただきました。拍手をもらいにくい曲でも、母がひとりだけ手を叩いてくれて、演技をしながらもその小さい音が聴こえていました。立ち見が出るほどの満員で、今までもらったことのない温かい大きな拍手に包まれて、本当に幸せものでした。


 打ち上げでは1年間指導してもらった先生に、あなたたちは絶対にできる、これからも少しずつでもいいから前に進んでいって欲しい、夢を忘れずに、と言われ自分の自信にも繋がりました。きっとこの先、歌を仕事にすることはないだろうけど、私は絶対に夢を叶えてやるんだと思えた夜でした。
 自分が恵まれている、と思えることは本当に幸せです。

 いただいたお花はそのままドライフラワーへ。花瓶を持っていないのです・・・。