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Paris 前編

 極寒のパリから帰ってきました。もうほんとに寒かったです。ほぼ毎日雪が降っていて、毎日テレビでは空港が雪で大変的なニュースが流れていて、私たちは無事に飛行機に乗れるのか心配でしたが…帰る間際に晴れの日が続いたので大丈夫でした。
 フランスは、最初は愛想の悪い人もいるし言葉も不自由だしトイレも汚いけど、だんだんとそれに慣れていくと自由な雰囲気に惹かれました。フランス人の他人との距離の取り方も、勉強になったし。壁を作るわけじゃなく、自分は自分、人は人という明確な掟があって、束縛もなく本当に自由に、ただし自分の信念に従って生きている感じが、とても強く美しく見えました。ファッションも、シックでかつ女性的で素敵でした。コートを買ってしまった。

 一日一日を振り返ると長いので、たたみます。
17日
 機内では「SATC2」と「TOY STORY3」を観ました。足がむくんであまり寝られず。



 CDG空港からパリへ向かうロワシーバスで、日本人女性(50代くらい?)と仲良くなりました。その人は今から、イルドフランスの町へ行きホテルを探すよう。1週間前にふと思い立ち、リュックひとつでフランスに来て、お金が尽きたら帰るつもりと言っていました。なんでその町に?と訊いたら、そこにはマリア・テレジアゆかりの教会があるそうで、フランスが自分を呼んでいた、と言っていました。タフな人だー。
 パリに着いてその女性とはお別れ。で、吹雪のなかホテルを探すのですが、裏通りにあるホテルだったので最初場所が分からなくて、しかも寒さで思考能力が低下しまくり、あたふたしていると黒人のおっちゃんがあまりにあたふたしている私を見かねたのか、向こうから声をかけてくれて、無事ホテルを見つけることができました。Merci beaucoupですほんとうに…。
 ホテルの部屋はとってもあったかかった。でも近くはイタリアン大通りといって、イタリアンのチェーン店が軒を連ねる通りだったので、とりあえずその中の一軒で夕食を済ませました。ああ疲れた。

 ちなみにこれはホテルの朝食会場。

18日
 サン・ジェルマン・デ・プレ教会へ。ステンドグラスが美しい。ドラクロワ美術館では、パリ・ミュージアムパスの記入方法を手取り足取り教えてくれた受付の若い黒人女性の親切が嬉しかった。パリは本当に黒人が多い。noir(黒)とパリの人は呼ぶらしい。
 有名なcafe de magotでお昼を食べていると、隣のフランス人女性が私の着ていたダウンを見て「c‘est joli!(きれい)」と言ってくれた。ダウンのブランド名を教えてあげた。フランシュ・リッペのダウンだけど、森の情景が描かれていて絵本のような柄だったのです。街を歩いていても、けっこうみんなじろじろ見てきました。気になった人間をガン見する自由さも、いいなーと思ったり。

 クスミティで紅茶を買い、オルセー美術館をうろうろ。広い…。

19日
 ルーヴル美術館へ。大雪でした。真っ白なピラミッドとルーヴル宮。中には名画がごろごろ。30万点以上あるらしく、どうやったって1日では無理です。殆ど1日ルーヴルにいたけど、作品がありすぎて流し見しかできませんでした。









 近くのマリアージュ・フレールでお茶。真っ白な服を着た東南アジア系の若者が給仕をしていて、オーナーは日本語も話せる中国人でした。


 夜はホテル近くのお店で、サンドイッチなどを買って部屋で食べました。

20日
 ポンピドゥーでミロやカンディンスキーを堪能。で、プラリュというショコラティエ(日本にもあるそうだけど初めて聞いた)でチョコを計100ユーロ!購入しました。こんなにチョコを買ったのは生まれて初めて。でも美味しかった…日本で買うと3倍はしますよ、でもパリでバーモントカレーを買うのも1000円くらいするからそれと一緒です、と日本人の店員さんが言っていました。なるほど…。ついでにマカロンも買いました。
 昼は陽気なイケメンのギャルソンがいるカフェで。パナシェを初めて飲みました。おいしかったー。日本ではメニューに書いていないものはほぼないけど、外国ではだいたいの定番のものがあるのもいいです。あとフライドポテトにまったく塩がかかっていないのも。あと何を頼んでも野菜の添え物があるのも。
 夜はオペラ・ガリニエのBOX席でスメタナのオペラ『売られた花嫁』を観ました。あとで思ったけど、同じ時期にピナ・バウシュの公演もやってて、チケットはもうなかったかもしれないけどこっちにチャレンジすれば良かったーと。まあいいや。









 5番じゃないけどBOX席。

21日
 ノートルダム大聖堂

 コンシェルジェリー。サント・シャペルのステンドグラスは圧巻。



 でっかいクレープを食べました。

 後編に続く。