フランスにきてから…

 フランスに来てからずっと観ている日本のドラマは「花子と アン」そして「銀 二貫」です。花子は吉高が好きだから、同じ語学学ぶ身として、みたいな…でも面白いです!美輪さまの語りが素敵! 「銀 二貫」は昨年渡仏中に、新婚旅行でフランスに来た兄が私の暇つぶしのために持ってきてくれて、泣きながらよんだ小説です。私の大好きな天満の大阪天満宮あたりが舞台の、商人のお話です。大阪に生まれて育って良かったなぁ、と思うようないいお話です。
 あと1週間でホームステイも終わり。マダムがとってもいい人なんだけど、娘2人がよく友達と喋ったりしててうるさいのと、煙草くさいのと…自分の部屋までも少し臭う時もあるほど。それにやはり自由がないので、アパートへの引っ越しが楽しみです。大家さんとやっと連絡とれたし!w ステイ先のかわいいにゃんこたちと会えなくなるのはつらいですが…。
 去年と違ってあまり周りやクラスメートとなじめない上に、周りのレベルが高くて必死の毎日です。早く新しい友達つくりたいな。

 日本に帰ったらどうなるのだろう。ひとりじゃなくなるのかな。今、異国で孤独を感じているのでそう思うのかもしれません。自分が何にもない空っぽの存在のように思えます。その空っぽな状態を少しでも満たすためにここに来たのですが、今こうやって学んでいることが、本当に将来の役に立つのかも不安です。毎日大阪の実家に帰る日のことを夢見ています。一刻も早くこの場所を離れたいと思ったりもします。遠く離れているからこそ、かけがえないのない儚い存在に思えてしまうのかな。
 来月から日本料理やさんでバイトすることになったので、少しは気分は晴れるでしょうか。やっぱお金稼げるのは精神安定剤になりますね。ちゃんと働けるのかという不安はありますが…。

 とりあえず今は授業でやらなければならない20分のプレゼンのことで頭いっぱい。まだまだ日はあるのですが、早いとこ準備終わらせてゆっくりしたい私、夏休みの宿題は7月に終わらせる子どもだったので!