ピルの記録

 突如思い立ったので、今年から服用を開始した低容量ピルについて書こうと思います。


 今年に入ってから低容量ピルを飲みだしました。理由は色々ありますが、一番は生理不順。次に生理痛、そして生理前の情緒不安定です。特にピルを飲み始める前は留学してたこともあり、ものすごい不順で、何ヶ月もこなかったり1ヶ月以上続いたり。でも今までそういうことはよくあって、だいたい環境が変化した時や仕事が忙しい時などでした。あと私は周期がものすごく長く、基本的に40日を超えてました。なのでいつもいつ来るかいつ来るかとどんどん遅くなる生理に気を揉んでいたのです。
 ずっとピルには興味がありましたが、副作用や費用などを考えて尻ごみしていました。しかし一人暮らししていた時に、いい婦人科に出会ったので帰国してすぐそこに行ってまずは相談してみることに。行ってみるとけっこうすんなりと血液検査、性病とガン検診を経てその日にまずアンジュ28を1シートもらいました。
 ちょうど次の生理が日曜に始まったので、サンデースタートに。日曜からピルを飲み始めると生理は水曜日に来ます。週末に重い日が重ならないので、重宝されるといううわさです(ネットでは)。でも逆に土日に重い日がきた方がゆっくりできるという考えもあるかも。
 飲み始めてすぐはけっこう副作用がひどく、胸のハリと悪阻のような吐き気、むくみ、なんだか気持ち悪いという感覚に悩まされました。今でも副作用はまったくなくなりはしませんが、ほとんどなくなりました。でも半年くらいは生理前のむくみがいつもよりひどかったり胸が張ったり・・・というのが続き、服用を迷いましたが今やっと薬が体に定着したようで、ほとんど苦しくはありません。
 ピルのメリットはまず生理がくる日が確実に分かる。これは私にとっては画期的に素晴らしいことでした。予定もたてやすいし、安心感があります。PMSもいつ終わるとわかっていれば気の持ちようが変わってきます。そして生理の軽さ、量も少なくなったし、前はどろっとした血だったのがさらっと。なんだか健康的な気がします笑 生理痛もだいぶ緩和されました。まったくなくなったわけではないですが、前のように薬を飲まないと寝てても起きてしまう、仕事にならない、といったことはなくなり、鎮痛剤を飲む量がぐんと減りました。前は鎮痛剤が切れたら投与・・・というのを3日目ごろまでやったいたので・・・。情緒不安定は今でも生理前にはなるので自分では比較できないのですが、婚約者に訊くと今のほうがマシだ、と言っていました。(生理前になるといつもなにかしらのとばっちりを食らう彼・・・)
 あと、予想していなかったメリットとしてはバストのサイズアップ笑 なんと1カップも上がりました!貧乳にとっては嬉しい悲鳴です笑 BからCというわずかな変化ですが笑 あとはお肌もキレイになりました。このメリットはおそらく、個人差があると思いますが。
 デメリットはやはり副作用です。私が前述したものの他に一番怖いものとして血栓症があります。私の通っている婦人科では、何かが起きた時にピル服用者で血栓になる可能性が高いことが書かれたカードを毎回渡してくれます。血液検査で血栓になりやすい体質の人はまずはじかれる仕組みです。私は喫煙もしていないので可能性は低いですが、予兆をよく調べて注意はしています。血栓には必ず予兆があるので、もしこれから服用される方はそこには絶対に注意して飲むべきだと思います。
 ともあれとりあえず子供をつくるまではピルの服用は続けるつもりです。排卵を休むことで卵巣がゆっくりできて、ピルをやめたあと妊娠しやすくなったりしないかなーと思うし、それまで妊娠しないのも安心だし。
 とりあえず何か記録に残しておきたいなと思い、書いてみました。どこかの誰かのご参考になれば幸いです。