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雪との日々

 2月もなかばになりましたがまだ雪の日が続いています。雪のほぼ降らない大阪から弘前へ来て、雪国ならではの生活の違いがたくさんあることに気づきました。弘前にこなきゃ気づけなかったことばかり。

 そういえばこの前の仏検はギリギリ合格してました。簡単とか言うてたのに、結果はギリギリというこのザマ…笑 でも受かってて良かった。次は6月の1級を目指します。

 弘前の初雪は例年だいたい11月中旬。ほんとにうっすら積もります。その日のうちに消えるレベル。これでも大阪だと大雪レベル。12月になって雪の日が多くなりますが、根雪になるのはだいたい年末。年末に寒波がやってきてどかんと降ります。今年は年末に降ったけど年始は暖かく、しかしその後大寒波になりました。

 根雪になると除雪車が夜中に活躍します。うちの家の前を通るのはいつも早朝。けっこううるさいのでたまに起きます。またすぐ寝ますけど。山陰での大雪レベルの雪が何回か降りますが、山陰のようになる前にだいたい除雪車、排雪車が何とかします。大きな道路はもちろん、小さい道や歩道を確保します。雪を積んだトラックが街中を走り回るようになります。雪国では除雪以上に排雪が重要です。近所には臨時の雪捨て場があり、そこに雪がたまるとトラックに積んでどこかに持っていきます(海かな)

 雪国ならでは、コンビニやお店に雪落としのスペースがあることが多いです。あと駐車場に温水が流れて雪が積もらないようになっています。弘前のスタバ前はその温水のおかげで湯気が立っていて、温泉のよう。カーブの坂道にはロードヒーターが仕込んであって凍結を防ぎます。道路の脇に雪が高く積もるので、ここまでが道路だよって看板が立ってるところもあります。最近気づいたけど信号も全て縦。工夫されてるなぁと感心します。雪が積もって晴れると屋根の雪が溶けてドカドカ地面に落ちます。下に人がいたら即死レベル。家が揺れるので最初のうちはビビってましたが、今はへのかっぱ。慣れってすごい。雪が降ると見慣れた道も視界が悪く、停止線も消えるしホワイトアウトすると信号も見えづらい。車の運転はめちゃ怖いです。車の上に積もった雪がカーブや急停止のたびにドカっとフロントガラスに落ちてくるヒヤっとする瞬間。スタッドレスと四駆なので滑ることはないけど、道路の端に積まれた雪壁のせいで視界が狭くなるのが恐ろしい。

 でも雪の降らない地域なら一瞬で都市機能が麻痺しちゃうような雪が毎日降っているのに、平気で生活できるのは先人たちの努力とまちづくりの工夫あってこそなのですね…。

 苦労づくりの雪ですが、雪国でしか見られない光景もあります。風のない日にしんしんと降る雪の美しさ、夜の雪の静けさ、晴れた中の雪の眩しさ、まごうことなき冬!って感じで、私にはまだまだ新鮮です。雪ってただ降るさまをじっと見ているだけで心が癒やされます。空気も透明で晴れると星が綺麗です。この体験は大阪では逆立ちしてもできなかったもの、そういう意味では楽しい人生だなって思ったりもします。

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  写真は田舎館村の冬の田んぼアート。たった1人、イギリスのスノーアーティストが足跡で描いた模様です。