私は

 一番大切で、一番あいしていた人の信頼の手を離してしまった。
 私にとっての去年、10月から2月にかけての4ヶ月間は、死にたい日々の連続で、それは死にたいというよりかは消えたい、で、それよりももっと憎く、もっと切なく、はてしなく哀しく、空しく、どん底のなかにいてひとりぼっちで、誰も助けてはくれませんでした。その日々のことを思うと、今でも胸が痛くて涙が出てきます。
 誰も助けては、くれなかった。そう、その事実が、私の今あるあたたかい気持ちに歯止めをかけるのです。むしろ欺いた。騙した。私は完全に、無視されていた。