食べたり寝たり悶々したり

 明日は久しぶりのバイトなので憂鬱です。もう毎日を平穏に過ごせればそれでいいです。田舎に行きたい。

 ちょっとした散財。ずっと欲しいな・・・けど高いし・・・と逡巡して、やっと決めました。

モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》 [DVD]

モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》 [DVD]

 2006年のザルツブルグ音楽祭で上演された、天使ケルビムが登場するフィガロです。序曲から重い重い・・・歌手も重い声の人が多くて、殆ど演劇を観ているようです。シュールなコメディ。終わり方も絶望的で、好きなんです。これが。ネットで調べると批判だらけですが 笑 アホくさい振り付けも、天使の役割も、これはこれで私は好きなんだけどなぁ・・・一番好きなのは序曲の演出だけど。モーツアルトの音楽の何が嫌いかって、軽い感じが嫌いなんですが(そして難しい)その軽い感じもあまりなくてすっと耳に入りました。
 ネトレプコの「giunse alfin il momento」好きです。本当に綺麗なアリアだなぁと思う。「cludel perche finora」のテンポも情熱的です。

 

 最近観たもの
 後味が悪くて寝付けませんでした。でもケイト・ウィンスレットの演技はとても良かった。でもでも、なんて贅沢な悩みを持った2人なのかと思いました。生きて食べていけるのが、それだけでとても幸せなことだと気づけないのは不幸です。

 フィガロのDVDの特典で、ネトレプコが「人生に幸せなんてない」と断言していました。幸せに近いものはある。でも本当の幸せなんて、確かに存在しないのかもしれない。何かが満たされると何かが欠けて・・・。

 そういえばおとといから、右手が痛いです。腱鞘炎?